kenの映画を語る世界

初めまして!kenです。 このブログは僕が観た映画、観たい映画について思ったことを"素直"につづっていくfilm diary です! 是非ご覧くださいませ!また、コメントなどでオススメの映画やこの映画を観てどう思ったか書いて欲しいというコメントなどもお待ちしております!よろしくお願いします!

幻の名作「ソウルフル ワールド」

どーも!どーも!kenです。

今回は映画館で上映されず、

ディズニープラスで話題となった!

「ソウルフル ワールド」

について

書こうと思います。

 

"空を見るのが煌めきかも
歩くことかな?
歩くのすごく上手でしょ?
-そんなの人生を賭けることじゃない
<ただの生活だよ>"

 

"煌めきは生きる意味じゃない
最後の枠は生きる準備ができた時に
埋まるんだ。
大丈夫さ、ジャズるのが得意だろ?"

 

"一瞬一瞬を大切に生きるよ"

 

STORY
もしも、この世界とは違う“どこか”に、「どんな自分になるか」を決める場所があったとしたら…?
ニューヨークに住むジョー・ガードナーは、ジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師。
ある日、ついに憧れのジャズ・クラブで演奏するチャンスを手に入れた直後に、運悪くマンホールへ落下してしまう。
彼が迷いこんだのはソウル(─魂─)たちが暮らす世界で、彼自身もソウルの姿に…。そこは、ソウルたちが生まれる前に、どんな性格や興味を持つかを決める場所。
でも、22番と呼ばれるソウルだけは、人間の世界が大嫌いで、何の興味も見つけられないまま、もう何百年もこの世界にいた。
まるで人生の迷子のように生きる目的をみつけられない22番と、夢を叶えるために何としても地上に戻りたいジョー。
正反対の二人の出会いは、奇跡に満ちた冒険の始まりだった…。

(公式ホームページから引用)

ディズニー&ピクサー最新作「ソウルフル・ワールド」|映画|ディズニープラス公式


○テーマ

この映画は人生のテーマだらけだった。

-生きる意味-

23年間生きてきて
ずっと考えていた、生きる意味。
なんのために産まれて、
何をして喜ぶのか。
有名人になる?スポーツ選手になる?
小学校の頃、義務教育では
耳が腐るほど「夢を持て」と言われてきた
友達の中にはやりたいことを
はっきりしている子もいた。
そんな中、私は何となくでプロ野球選手
になりたいと思っていた。
しかし振り返ってみれば、
今は全く関係ないことをして
また、全く関係ないことを目指して
現在を生きている。
ソウルフル・ワールドでは
ジョーが夢を叶えそうになる所で
転機が起きている。
夢を叶えるために必死なジョー
異次元で会った22番のソウルと
あれやこれやともがいている中で
段々と、夢とは別の生きる意味に
気づき始める。
それが「日常」
22番の煌めきが日常だというと
「ただの生活だよ」とジョーは言う
しかし、
そのただの生活の中に
煌めきが散らばっている。
何も気にせず寝ている時間。
季節の変わりを知らせる風を感じる時。
外に出た時に感じる空気の香り。
なんでもない一瞬一瞬が幸せで、
胸がたまらなく満たされていく経験を
何度も私はしたことがある。


-夢がない=生きる意味はない?

夢を叶えるために必死になるのは
すごく大切なことだと思う
それが、生きていく
原動力になることもたくさんある。
でも、夢が叶わなかったら
生きる意味はない?
それは、違うと思う。
ジョーの知り合いの美容師のように
生きていく中でたくさんの経験を得て
やりたかったことじゃない、
その行き着いた先でも
必ず生きる意味があるのだと私は考える。


-生きる意味がなかったら
生きなくていい?-

22番のように
やる前から拒む人は沢山いる。
特にやりたいことがないから
何となく生きている。
生きる意味がわからないから死にたい。
そんな人に優しく教えてくれるのが
このソウルフル・ワールド
生きる意味がなくても
煌めきはそこら中に転がっている
生きていれば経験することができる。
22番みたいにまさかの出来事が
きっかけで発見することが
できるかも知れない。
何だっていい、自分で感じてみないと
自分が生きる意味なんて一生わからない。

 

○まとめ

騒がしく始まった物語も
人生の煌めきに近づくにつれて
ゆったりと落ち着いてくる。
これのおかげで、観ている心が癒され
感動的な感情になっていく。
人生を生きていく中で
一度は考えたことがあるであろう
産まれてきた意味、
生きている意味について
暖かく大きな答えを
優しく教えてくれる作品


それにつけても
ピクサーは本当に
キャラクターがヤベェハマるな